ジレンマ

もし、私のことを、誰かが良い人だと思えば、それは合ってる。けど、誰かが私を悪い人だと言えば、それも合ってる。

何故かというと、その人の中の私は、実際の私ではなくて、その人の中の私だから、その人の心の中で自由に形作られるという訳。

だから、好きだと思えば好ましく思え、嫌いだと思えば憎い存在になる。

別に善人であっても悪人であっても、それが100パーセントである人は居なくて、だいたい濃淡の違う灰色。

耳の痛い真理を言ってしまうと、好かれたいと思って、好かれることはあまりない。惹かれ合うことはあるかもしれないけどね。

けど、私、書き出した四年前から、実はめっちゃ好かれたい人が居てね。私の作品を、好んで読んでくれる読者さんだ。

そう、あなたのこと。

私はもっと好かれたいから、できるだけ見えるようなところで、あなたが悲しむような話はしないし、いつも通りにバカなこと言って、楽しめるような話をすることを心掛けてるよ。

時間は掛かるかもしれないけど、期待に添えるような作品を書ける人になりたいなーと、思いながら今日も書く。

まだまだ満足いくような作品は書けないけどね。満足してしまったら、多分書かなくなるからそれはそれで良いんだろうけどね。

多分だけど、何かを創作するクリエイター特有のジレンマ。

現在の状況説明など。

一週間前からSNS上で大騒ぎしてしまって、本当にすみませんでした。

やってない人にはなんのこっちゃなんですけど、引き取って7年目の愛犬が私が車のドア開けた時にするりと逃げ出しまして、5日間の大冒険を経たのちに、SNSをやっていたおかげでものすごい数の方の協力や優しさのお陰で我が家に帰って来ることが出来ました。(Web作家のアカウントの性質上、創作系の先生がめちゃくちゃ協力してくれた)

誰かにとっては「ただの犬じゃない」で終わってしまうような話かもしれないんですけど、私にとってはリフォームしたてのフローリングで「出来た★出来た★」と一緒にジャンプして喜んだのはあの子だけなんで、どうしても諦められなかった。

マイプレという地域密着型のサイトのおかげで目撃情報を何件か頂いたんですけど、その中のひとつに大きな交差点のど真ん中でクラクションを鳴らされ怯えて丸まり、保護してくれようとしてくれた人の手から逃げたと聞いた時に人生で初めて胸が引き攣るような感覚がして上手く息が出来なくなった。自分の不注意のせいであんな小さくて柔らかくて可愛い子を、そんな辛い目に遭わせてしまったのかと、本当に辛かった。

けど、今回成人向け小説も書いている身分を明かすという恥を忍んでSNSで協力を呼びかけると、偶然見掛けただけなのに愛媛香川の友人知人家族に「拡散して」とお願いしてくれた方も多かったみたいで、本当に有り難かったです。(自分は成人向けはめちゃ好きなんて恥とは思いたくないけど、そういう人が多いというのは知っているので)

今回色んな方に助けて頂いたんですけど、見つかってから、なでしこ行方不明の五日間に自分が送ったメッセージとか見ると本当に追い詰められてて「やばい……こいつ、ギリギリの精神状態でやばいぞ!」と周囲の人がざわついてもおかしくないくらいのやばさ加減でした。

けど、ほぼ擦り傷のみで助かったのは奇跡だったし、本当に皆に生かされているなあと感じました。ご協力いただいた方など、本当にありがとうございました。

その渦中に、思い出したことがある。

この前トラブルあり話題になったなろう小説を読んでいて、すごく面白かったんだけど、作者の先生の「何故その小説を書いたか」というと、母を亡くした甥姪のために母の愛を伝えたかったと書かれていて、うわーなんて素晴らしいんだと思った。

じゃあ私はどうして、小説を書き始めたか。それを、思い出した。

私がなろうや主に投稿しているムーンを読み出した時、わりとメンタルがしんどかった。出産が二年続いたせいもあったかもしれない。産休育休の後には、当たり前だけど会社に戻らなければならない。体調も悪く精神状態は良いと言えなかった。

そんなこんなで、あまり眠れない時に夢中になって小説を読んだ。辛い現実は迫り、時間がただ過ぎるのを待つしんどい時に面白い小説はそれを一時だけでも忘れさせてくれた。

私の書いた小説花娘にこういう台詞があります。

「俺は思うんだけど、それだけを見れば、運が悪かったと嘆くようなことがあったとしても、全てが一瞬で覆るような幸運。それを見逃さないように、くさらずに前を向いていたら。この人生の中、何度も手にすることの出来ない素晴らしい宝物を手にすることが出来るのかもしれない」

書きたかったのは、これだと思い出した。

私は自分の書くヒロインには「自分の好きな男くらい自分が幸せにしろよ」というのと「ハッピーエンドは自分でつかみ取れ」は言い聞かせてます。

今回、それを良くわからない流れで体現してしまうことになりましたが、二度とこんなことにならないように生きていきたいと思います。

それと、私の周囲のイケてるおんなたちは、渦中は励ましに来るか何も言わず見守ってくれるか。大体対応はこのふたつに別れていたんですけど(多分、私も見守る派)

恐れ知らずのちゅん先生だけは、くすりと笑わせに来たので、大勢の女子から出し抜いて人気のスパダリを捕まえるおんなは、こういうおんななんだなと再認識しました。(私のあれでめっちゃRPしてくれてたんで、ファンの皆様もすみませんでした……)

あ。前に言っていた新作なんですが、色々と落ち着くまで投稿はしません。我ながらわりと良い感じに書けていると思うので、楽しみにしてくれたら嬉しいです。

感謝を込めて。

ゴジラが面白かった(ネタバレあり)

【注意】映画ゴジラネタバレあります。

私の推し艦、幸運の浮沈船「雪風」が大活躍してて、一番に嬉しかったことはそれです。かつ、雪風が魚雷も避けて通ると言われた幸運船であることは、間違いないのですが、状況判断に優れた非常に優秀な船長と彼の言葉をすぐさま行動に移してくれる船員たちも優秀だったという史実にも忠実だったのが、とても良いですね。

ところで、私は子どもが出来てから、人生観が変わった。

それなりに利己的な部分を持つ面倒くさいよく居るような普通のおんなだったんですが、私が誰かに優しさをあげたり良い感じの対応をすることで、いつかその優しさが自分でなくて子どもに返ってくれば良いなと思うようになった。

きっと、そういうご先祖様が多かったから、今を生きる私が誰かから優しくされたりするのかなとも。

映画見ていろいろ、思索した。素晴らしい作品を摂取すると、なんだかそうなるよね。

不穏な最後だったけど続編があるなら、楽しみだな。

すずめみのあるおんなの話。

おそのがTwitterでやたらとイチャイチャしているというと、このすずめみのおんなだ。

何故かと言うと、私が現在仲良くしている他のおんなは私が誰と仲良くしようがどうでも良いし関心がない自立したおんなが多い。

だが、このすずめみのあるおんなだけは別だ。話せば長くなるが、やたらと執着の強いヤンデレヒーローが得意なことはある。

Twitterで変なことばっかり言ってるけど、プライベートの会話も変わらずあんな感じだ。どこからその発想がやって来るのか……と、おそのは宇宙鳥になる日々である。

おもしれえおんなとしてキャラが確立しているだけではなく、よく変なことをしているのでお世話係のおそのは気が抜けない。だから、Twitterもたまに見に行っている。

「こいつ、もしかしてモテるのでは??( •̀ω•́ )✧」と、おもしれえ上に目が離せないすずめみのあるおんなだが、出会いはというとおそのが普通にファンだったから話しかけたのである。

いわゆる成功したオタクのおそのであるが、たまに途中まで書いた闇深い小説を送られ「続きはどこですか」「私の頭の中」という拷問をされるので、推し作家と仲良くなることはあまりオススメしない。

あけましておめでとうございます(o・ω-人)

今年も皆さんに良い事ありますように!

なんか、ものすごく変な話なんですけどね。実は私、諸事情により詳細は言えないんだけど、とあるヒーローに救われた事がありましてね。

前々から私は考えて書くというか、何かが降りてきて書く憑依型なんだけど(そういう創作スタイルがあるらしい)

なんで、たまに思ったりもするんだよね。もしかしたら、私の作品のヒーローってどこかのパラレルワールドというか異世界で生きていて、未来で転生した読者さんと恋に落ちたりするかもね?

なんて、考えたら楽しいなーって思ってます!

今年も小説いっぱい書けたら良いなー!またいろんな種類を書くけど、もし何か気に入ったものがあったら、読んでもらえたら嬉しいです。

騎士団長から薔薇の花束きた。

俺にも自分が何を言っているかわからないが、昨日あったことをありのままに話すぜ!

本当なんだ。。‪頬に傷を持つ男、メーベルト様からお祝いの薔薇の花束貰ったんだ。。

てっきり既作の献本でもくれるのかなと思ってたら、まさかのネタ枠のお祝いにめっちゃ楽しかった。

たくさん作品書いて良かったな。。そのおかげなのかは知らんけど。